2010年11月23日

客の来ないネパール料理店にツイッターで客殺到

東京・中板橋にあるネパール料理店「だいすき日本」の店主が、ツイッターで、開店以来お客さんが来ないつらい胸のうちを吐露し続けていたところ、ツイッターユーザーがそれを発見。「泣けるツイッター」として、一躍話題になっている。

そもそもつぶやいていたのは、店主pradahan vikas(プラダハン ビカス)さんのお店のロゴを作った友人。ビカスさんの携帯から送られてくるメールを、そのままツイッターに代理投稿しているという。つぶやきは11月5日から始められ、

「きようも とっても つらいランチ でした ひと くみでふたり おわってしまった ちらし くばりとか やってますけど ちらしもってきた きやくは いまのところ きてない びかす どうなちゃうだろ ほんとに こわくなってきました」(以下すべて原文ママ)
「どうすればいいの でしょうか ?? ここまで なるとおもってませんでした ねつでちやいそうね いまのところ おきやきさん こない ちらし もないよ 500まい つくったけど おわりました」

と、どうにかしようとあれこれやってみるものの効果はあらわれず、途方に暮れている心をつたない日本語でつづっている。

それを発見したツイッターユーザーが、8日の夜に「弱気すぎるネパール料理レストラン店長のツイート」としてビカスさんのツイートを紹介。ビカスさんの姿勢に心打たれた多数のツイッターユーザーにより、「読みにくいけどスゲーかわいい。行ってあげたくなる!」と、あっという間に話題になった。また、2ちゃんねるでも「誰か行ってあげてくれ」とスレッドが立ちあがるなど、話題は波及。

「ちょっと心にくるな 頑張ってるな・・・」
「迷うなら行ってくれ 遠方で行けない俺の代わりにも」

と、ここでもビカスさんの姿に感動したユーザーにより話題が拡散。さらに、それを読んだツイッターユーザーにより、この話題はさらに拡大。11日8時時点で、ビカスさんを応援するツイートが5000近く寄せられている。最初にビカスさんのツイッターを発見したユーザーによると、それまでフォロワーは50人程度だったというが、8日一気に2万人近くに。そして、11日現在、3万6千人という驚異的な数になっている。8日・9日はお客さんが殺到し、多忙だったのかツイッターの更新はなく、10日になって

「びかす さん これは いま まで なったことないから しばらく つづくて」
「うちは こんな ちっさいおみせなのに こうやって あちこちから おきやくさんが きても うれしいけど とうすればいいのか わからなくなりました でも きようまで きてくれているおきやきさん みんな とても しんせつでしたよ」

と、客が増えている様子を報告。嬉しい悲鳴のビカスさんだが、突然大忙しになっててんてこ舞い。すると、これまたツイッターユーザーの有志により洗い場を手伝うスタッフも入ったとのこと。また、大行列をつくっている様子もツイッターで報告されるも「殺到するのはやめましょう」とただし書きがつくなど、ビカスさんに負担にならないように気遣うネットユーザーの姿が垣間見える。

こうして、ツイッター+2ちゃんねるというインターネットの伝播力が改めて証明される出来事となった。
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